オフィスで耳栓を使いたいけど、付けてるのがバレないような耳栓が欲しい
うるさい職場で集中して、仕事をすることができない…
オフィスがうるさくて、集中できずに悩んでいる方は、多いのではないでしょうか!?
静かな環境で仕事がしたいですよね。
適度な雑音なら集中力が上がるかもしれませが、雑談が多かったり、大きな音が頻繁に発生する環境では集中するのが難しいです。
実際、音と集中力という実験が過去に行われており、音が大きいと集中力が低下するという結果がでています。
ただ、オフィスであからさまに耳栓をつけるのは、ちょっと周りの目が気になってしまう方も多いと思います。
そこで、今回はオフィスでも使える目立たない耳栓を紹介したいと思います。
オフィスがうるさくて集中できないよー!って方は、ぜひ参考にしてみてください。
耳栓選びのポイントは3つ!
耳栓選びのポイントは3つです。
- 遮音性(防音性)
- 耳栓のタイプ
- 使う環境
この3つを参考に、自分にピッタリと合った耳栓を絞り込んでいきます。
遮音性(防音性)で選ぶ
遮音性(防音性)は、耳栓を付けたときにどれだけ音を遮断できるのかを示しています。
耳栓にどれだけ遮音性(防音性)があるのかを判断するために、NRRという数値があります。
NRRの数値は、現在の騒音を何dB(デジベル)下げることができるかを意味しており、この値が大きいほど音を遮断する性能が高いということになります。
例えば、地下鉄構内の音は90~100dBあります。
そこで、100NRRの耳栓を使えば、音はほとんど聞こえないレベルまで抑えることができます。
どの環境が、どれぐらいのdBなのか、下記を参考にしてみてください。
110dB~130dB (聴力機能に障害) |
リベット打ち(1m) ジェット機(200m) コンクリートブレーカー(1m) |
90dB~110dB (きわめてうるさい) |
ピアノ演奏(プロ) 地下鉄構内 |
70dB~90dB (うるさい) |
地下鉄電車内 ボウリング場 新幹線車内 教室内自習中 |
50dB~70dB (日常的騒音) |
普通の声 |
30dB~50dB (静か) |
昼の郊外住宅地 深夜の都心住宅地 |
0dB~30dB (きわめて静か) |
深夜の郊外住宅地 無響室内 |
耳栓のタイプで選ぶ
耳栓のタイプは大きく分けて3つになります。
- フォームタイプの耳栓
- プラグタイプの耳栓
- シリコンタイプの耳栓
それぞれメリット・デメリットがあるので、どの耳栓が自分に合うか確認してみてください。
フォームタイプの耳栓
耳栓で最もよく使われているのが、このフォームタイプの耳栓です。
小さく押しつぶしてから耳に入れると、徐々に膨らんできて耳の穴にフィットします。
価格も安く、遮音性も高いのがメリットです。
デメリットは、つけるのが少し難しく、慣れるまでつけるのがちょっとめんどくさいです。
また、ある程度使うと、弾力が落ちてくるので交換する必要があります。
プラグタイプの耳栓
プラグタイプの耳栓は、簡単に耳に入れることができますし、洗うこともできるので清潔に使うことができます。
手軽・清潔に使えるのがメリットです。
デメリットは、サイズをちゃんと選ばないと、遮音性が低かったり、耳が痛くなったりしてしまいます。
耳穴が大きい人は、プラグタイプだとあまり効果を実感できないことが多いようです。
シリコンタイプの耳栓
シリコンタイプは、自由に形を成型できる耳栓で、耳の穴を塞ぐように使います。
メリットは耳の穴に入れないので、痛くなることがありません。
デメリットは、遮音性がフォームタイプ、プラグタイプよりも低くなっています。
また、繰り返し使用すると、粘着力が低下し、買い換えが必要になってきます。
使う環境で選ぶ
どのような環境で耳栓を使いたいかで、耳栓の選び方が変わってきます。
- オフィスで使いたい
- 寝るときに使いたい
- 勉強するときに使いたい
自分が耳栓を使うときのことをイメージしてから、耳栓を選ぶようにしましょう!
オフィスで使う耳栓の選び方
オフィスで耳栓を使うときに、どんな耳栓がいいのかイメージしておきましょう。
- 目立たない耳栓
- 声をかけられたときに反応できる耳栓
- イヤホンだと勘違いされない耳栓
- 短時間だけつける耳栓
あなたが働いているオフィスの環境で、使いやすい耳栓を選ぶようにします。
目立たない耳栓
コミュニケーションを多くとる必要がある人は、目立たない耳栓を選んだほうがいいです。
というのも、あからさまに耳栓をつけていると、話しかけずらいので、コミュニケーションが取れなくなる可能性があります。
特に上司など指示を出す人が耳栓をしていると、質問しづらかったり、仕事の確認をしづらかったりして、業務に支障が出る可能性があります。
なので、あまり目立たない耳栓を使った方が余計なトラブルもなくなります。
ただ、作業に集中したいから喋りかけるなオーラを出すために、あえて目立つ耳栓をするのもひとつの手です。
僕が今まで働いてきたオフィスでは、Webデザイナーやプログラマーなどは、喋りかけてほしくないから、耳栓を使っている人も多かったです。
イヤホンだと勘違いされない耳栓
社内ルールがうるさい職場は、イヤホンだと勘違いされない耳栓を選ぶようにしましょう。
仕事中に音楽を聴いてもいいオフィスが増えてきていますが、そうじゃないオフィスもまだまだ多いです。(僕の職場はNG)
最近は、イヤホンがワイヤレス&小さくなってきているので、耳栓なのか、イヤホンなのかパッと見わかりません。
耳栓をしていたら、仕事中に音楽を聴いていると勘違いされる可能性があるので、紛らわしい耳栓を選ばないほうが無難です。
声をかけられたときに反応できる耳栓
声をかけられたときに、無視されたと思われないように、ある程度音が聴こえる耳栓を選ぶようにしましょう。
遮音性が高い耳栓を使っていると、声をかけられたときに無視することになってしまいます。
声をかける相手も、毎回肩を叩いたりするのはめんどくさいので嫌がられます。
オフィスで耳栓を使う場合は、遮音性が高すぎない耳栓を選んだほうがいいです。
短時間だけ付ける耳栓
仕事内容にもよりますが、短時間だけつける耳栓を選ぶのもオススメです。
どんなときに使うかと言うと、朝のメール返信や事務作業、雑務など集中して仕事をしたいときに使います。
朝は集中力が高いので、耳栓を付けることで作業効率がさらにUPします。
僕は朝の1時間だけ耳栓をして、一気に仕事を終わらせるようにしています。
オフィスで目立たないオススメの耳栓
オフィスで使う耳栓を選ぶポイントは4つになります。
- 目立たない耳栓
- イヤホンだと勘違いされない耳栓
- 遮音性が高すぎない耳栓
- 耳栓を短時間or長時間つけるのか
上記を踏まえて、オススメの耳栓を紹介していきます。
TongTang クリアタイプの耳栓
タイプ | フォームタイプ&プラグタイプ |
遮音性(防音性) | 32dB |
フォームタイプとプラグタイプを合わせたような耳栓です。
素材が柔らかいので、長時間使っていても耳が痛くなりにくいです。
クリアタイプなので、オフィスで使っても目立ちません。
洗って使えるのもポイント高いです!
ただ、遮音性(防音性)がけっこう高いので、声を掛けられたときに反応できないことがあります。
サイレンシア ソフトシリコン
タイプ | シリコンタイプ |
遮音性(防音性) | 25dB |
耳穴にピッタリとフィットする、シリコンタイプの耳栓です。
透明なので、オフィスで付けていても目立ちません。
遮音性(防音性)は、25dBと高くはないですが、オフィスで使うにはちょうどいい遮音性(防音性)です。
耳の穴を密閉するのですが、圧迫感をあまり感じないので違和感なく使うことができます。
ただ、シリコンタイプの難点は汚れが目立つところです。
小さなホコリなどが結構つきます。
小さなホコリは洗ってもなかなか落ちないので、気になる人は注意してください。
イヤーウィスパー レギュラー イエロー 携帯ケース付き
タイプ | フォームタイプ |
遮音性(防音性) | 30dB |
THE耳栓です。
黄色で目立ちそうですが、耳に入れてしまえばあまり目立ちません。
そして、この耳栓はオフィスで使うのに、とても便利な耳栓です。
というのも、イヤーウィスパーは、耳障りな高周波音をカットしてくれて、人の声など生活に必要な音を通す設計になっています。
なので、適度に音が聞こえる環境を作ることができるので、仕事に集中することができます。
ただ、フォームタイプなので、耳穴の内側から広げられるような圧迫感が多少あります。
慣れてしまえば気になりませんが、最初は違和感があるかもしれません。
MOLDEX メテオ
タイプ | フォームタイプ |
遮音性(防音性) | 33dB |
高い遮音性(防音性)を求めるなら、MOLDEX メテオがオススメです。
フォームタイプなのですが、低反発ウレタン素材を使っているため、長時間付けていても耳が痛くなりません。
また、MOLDEX メテオは、1個当たり約30円と低価格なので、汚くなったらバンバン捨てることができます(笑)
常にストックをカバンに入れておくこともできるので、忘れることもなく安心です。
ただ、遮音性(防音性)が高いので、オフィスで使うときは注意してください。
朝など、集中したいときに使うのをオススメします。
CRESCENDO Music 耳栓 イヤープロテクター
タイプ | プラグタイプ |
遮音性(防音性) | 20dB |
ライブやフェス、クラブなどで使用するの想定して作られた耳栓です。
音を遮断するというよりも、聞えるけど音が小さくなるイメージです。
なので、オフィスで使っても、周りの音がまったく聴こえないという状況にはなりません。
差し込むだけで簡単に使えるので、ちょっとの間だけ集中したいときに便利です。
耳栓を使わずに職場環境を改善
うるさい奴ら全員〇〇〇〇〇やる!
僕もうるさい職場で働いていたので、気持ちがすごくわかります。
騒がしいオフィスで、文章を書いたり、デザインをしたりするのは殺意が湧いてきます。
耳栓で対策するのもひとつの手ですが、あまりにもひどい場合は、職場環境がどうにかならないか考えてみましょう。
オフィスがうるさすぎて、イライラがMAXになりそうな人は、『うるさい職場で仕事に集中するためのストレス対策!マジでキレるその前に。』も参考にしてみてください。
まとめ
オフィスで使う耳栓を選ぶポイントは、
- 目立たない耳栓
- イヤホンだと勘違いされない耳栓
- 遮音性が高すぎない耳栓
- 耳栓を何時間つけているか考える
がポイントになってきます。
まずは、どのような耳栓がベストなのか自分の中で決めてから、選ぶと失敗しないと思います。
耳栓を上手に使えば集中力が上がるので、ぜひ活用してみてください。
そもそもオフィスが静かなら問題ないんだよ!なんで耳栓までしてこっちが対策しないといけないんだ!