Google Analytics(グーグルアナリティクス)ってなに?
なんとなく知っているけど、用語の意味もわからないし、見方もよくわからない…
Google Analyticsはとても便利なツールなのですが、使い慣れてない人からするとちょっとハードルが高いツールです。
というのもGoogle Analyticsは見れるデータが多いのと、独特な用語がわかりにくいからです。
そこで今回は、グーグルアナリティクスとはなんなのかをわかりやすく解説しています。
最低限抑えておきたいデーター・用語を説明しているので、Google Analyticsをまだ使い慣れていない人は、ぜひ参考にしてみてください!
グーグルアナリティクスとは?
Google Analytics(グーグルアナリティクス)とはGoogleが無料で提供しているWeb解析ツールです。
自分のホームページやブログに設置しておけば、今日何人がホームページ・ブログを見に来て、どのページが何回見られたかなど、様々なデーターを見ることができます。
このようなデータを見て、今後の改善点に役立てていきます。
グーグルアナリティクスでわかること
では具体的にグーグルアナリティクスで、どんなことがわかるのか基本的な部分をご紹介します。
- 何人の人がホームページ・ブログを見に来たのか
- ホームページ・ブログが何ページ見られたのか
- お問い合わせは何件あったのか。※別途設定が必要です
- リアルタイムで今何人の人がホームページ・ブログを見ているのか
- 1番見られてるページはどのページなのか
- 検索でホームページ・ブログを見に来たのか、それともSNS経由で見に来たのか
- どこの地域の人がアクセスしてきてるのか
- パソコンで見ているのか、スマホで見ているのか
などなど、様々なデータを見ることが出来ます。
データを見たときに、何が書いてあるのか、その用語が何を意味してるのかがわからないと、今後の改善に役立てることができません。
なので、基本的な用語を覚えておく必要があります。
グーグルアナリティクスで覚えておいたほうがいい用語
グーグルアナリティクスがよく理解できない原因が独自の用語でしょう。
そんなに難しくないので、ぜひこの機会に覚えて下さい!
とりあえず上記の7つを覚えておけば問題なありません。
ひとつずつ説明していきます。
1-セッション
セッションとはユーザーがホームページに訪れてから出ていく一連の流れを言います。
上の図を見てもらうと、ユーザーがサイトAに来て、ページaとページbを見て離脱したとします。
これで1セッションになります。
下記はさらに理解したい人だけ読んでみて下さい。
接続時間が切れたとき
画面を開いたまま30分操作をしないと離脱したとみられます。その後またアクセスすると新たにセッション1になります。
※設定で30分以上にすることもできます。
日にちをまたいだとき
0:00を過ぎると0:00前に訪問してる人のセッションが切れます。
23:55にアクセスして、0:15分に離脱した場合、セッション2になります。
参照元が変わったとき
例えばyahooで検索してホームページに訪れて離脱し、その後すぐにFacebookから再度ホームページに訪れると新しいセッションとなります。
上記の例だとセッション2になります。
2-ユーザー
ユーザー数とはホームページに訪れた固有のユーザーです。
これだけだとちょっとわかりにくいですよね。
セッションとユーザーで、何が違うのかわからないと、混乱してきます!
でもセッションとユーザーの違いがわかるとすごくスッキリします。
例えば、ある1人の男性が朝・昼・晩とあなたのホームページを訪れたら、セッション数はいくつで、ユーザー数はいくつになるでしょうか?
答えはセッション数が3で、ユーザー数は1になります。
ユーザーは離脱した後に再度訪れても同じユーザーなので新しく数に入りません。
ただ使用しているパソコン、スマホで判別をしているので(正確にはブラウザ)、パソコンでアクセスしたあとに、スマホでアクセスした場合はユーザー数が2になります。
あまり細かく考えずにユーザーはホームページを見に来た人の数!と覚えておけば大丈夫です。
3-ページビュー数(PV)
ページビュー数(PV)は、ホームページ内のページが表示された数になります。
1ユーザーがホームページ内のページを100回表示させたら、ページビュー数は100になります。
では!ここで問題です!
ある女性が、トップページ、ページA、ページBを観覧した場合、ユーザー数、セッション数、ページビュー数はいくつになるでしょうか?
できましたか?
これができていればパーフェクトです!
4-ページ/セッション
ページ/セッションは1回のセッション当たりホームページ内のページが何ページ表示されたかを表してます。
ここの数字が多いと、1回のセッションで多くのページが見られていることがわかります。
逆に低すぎるとユーザーが見たいと思うページが少ないということです。
5-平均セッション時間
平均セッション時間は1回のセッションで離脱するまでの時間を表してます。
ここが短すぎるとユーザーがすぐ出て行ってしまってるので、ユーザーの目的とページの内容が合ってない可能性があります。
6-直帰率
直帰率とはホームページを1ページしか見ないで離脱してしまった率です。
この数字がけっこうやっかいで、ホームページの種類や作りでかなり変わってきます。
経験上40%~90%ぐらいの間になります。
10%以内だとグーグルアナリティクスの設定が間違ってる可能性が大きいので、グーグルアナリティクスを設定した人に確認しましょう。
7-新規セッション率
新規セッション率とは、全セッションのうち、そのホームページに初めて訪れたユーザーのセッション比率のことです。
つまり100セッションのうち、そのホームページに初めて来たユーザーが40人だったら新規セッション率が40%になります。
最初にホームページに訪れたユーザーのセッションが計測されるので、1年後にそのユーザーが再度ホームぺーに訪れても新規セッションになりません。
以上用語の説明でした。
どうでしょうなんとなくイメージできましたか?
最低限上記のことを理解して、疑問に思ったところが出てきたら、調べてさらに理解を深めていくのがいいと思います。
自分も最初は用語で混乱してましたが理解してやる!と気合いを入れたら覚えられました(笑)
まとめ
グーグルアナリティクスは、本当にたくさ~~んのデータが見れるので、すぐに全てを理解するのは難しいです。
自分も毎日触ってますが、新しい発見がいまだにあります。
なので、まずはどれだけホームページが見られてるのか、どれだけの人が来てくれてるのかを把握出来るようになっておきましょう。
そうすると色々と興味が出てきて色んなところのデータを見るようになってきます!
今までグーグルアナリティクスを見なかった人が、見てみようかなと思って頂けたら幸いです!