Webデザイナーの仕事ってきついの?
Webデザイナーを目指してみたいけど、仕事がきつそうで不安…
Webデザイナーの仕事ってどんなところにやりがいがある?
Webデザイナーを目指したいと思ってるけど、残業が多そう、徹夜が多そう、給料安い…などイメージが先行して不安に思っていませんか?
僕は世間のイメージより、Webデザイナーがきついとは思っていません。
僕はまったくの未経験からWebデザイナーになりましたが、それ以前の仕事と比べたら何倍も楽しく仕事ができています。
この記事では、実際に僕がWebデザイナーという仕事を始めてから、Webデザイナーってきつい!と思ったとき、Webデザイナーになってよかった!と思ったことを紹介しています。
これからWebデザイナーを目指す人は、ぜひ参考にしてみてください♪
フリーターからWebデザイナーへ
僕は28歳のときに、未経験からWeb制作会社へ正社員として就職しました。
それまではバーテンダー、配達トラックドライバー、ネットカフェ店員とまったく関係のない仕事をしていました。
Webデザイナーになる前は、まぁなかなかのブラック企業ばかりで、仕事してお金を稼ぐというのは地獄だと考えていました。(特に配送トラックドライバー)
とういか前世になにかやらかして、「今俺って地獄に落ちてるんじゃね!?」とさえ思っていました(笑)
Webデザイナーを目指したきっかけ
自分が働いていたネットカフェが急に閉店することになり、そこで職を失った僕はとりあえずジョブカフェ(若者向けのハローワーク)に行ってみました。
そしてジョブカフェで生まれて初めて、職業適性検査というもの受けます。
そして出た結果が…
- 小説家
- 画家
- 科学者
- 発明家
など、一発逆転じゃないと稼げなそうな職業ばかり。
というか28歳でこの職業を目指すのは勇気がいります。
ただ、その中のひとつにWebデザイナーという職業がありました。
担当のおばちゃんに詳しく聞いたところ、Webデザインをタダで勉強できる職業訓練というのがあるとのこと!
僕はデザイナーとかそういう専門職って、ずっとそれについて勉強している人しかなることができない職業だと思っていましたが、Webデザイナーはちゃんと勉強すればなれると教えてもらいました。
元々パソコンを触るのが好きだったので、これをきっかけにWebデザイナーを目指すことになります。
Webデザイナーを目指し学校へ!
無事学校へ入学もでき、約6か月間学校に通いました。
この時期も1日8時間以上は勉強していたと思います。
そして、卒業と同時になんとか池袋にあるWeb制作会社にWebデザイナーとして入社することができました。
前置きが長くなってしまいましたが、こんな感じでWebデザイナーになった僕が、Webデザイナーの仕事をしていてきついと思ったとき、Webデザイナーになってよかったと思ったことを紹介していきます!
Webデザイナーってきつい!と思ったとき
Webデザイナー歴が浅いとき
入社してすぐはWebデザイナーってきついな!って思っていました。
当たり前なのですが、実務経験がないので
- デザインがしょぼい
- デザインのスピードが遅い
- 段取りが悪い
と新人丸出しの働き方しかできないので、必死に食らいついていくことになります。
解決方法
この時期は、とにかく必死に頭と手を動かしてWebデザイナーの仕事に慣れていくことが重要です!
確かにきついかもしれませんが、この時期はめちゃくちゃスキルアップする時期でもあります。
これを乗り越えるとWebデザイナーとしての実力が何倍にもなるので、新しいことに挑戦することを楽しみながら頑張ってください。
僕は隣の席に、面倒見のいいニューヨーク帰りの先輩Webデザイナー(変なおじさん)いたので、すごく助けてもらいました。
納期が迫ってくるとき
Webデザインは当たり前ですが納期があります。
僕みたいに今まで納期がある仕事をしたことがない人は、慣れるまでキツイと感じると思います。
慣れてしまえばたいしたことないのですが、最初のうちは納期が設定されていることで焦って仕事してしまい、家に帰っても納期のことが頭から離れないような状態になっていました。
解決方法
スケジュール管理をしっかりとすることで、この悩みは解決することができます。
- いつまでにここまでデザインをする!
- ここまでやったら先輩にデザインを確認してもらう!
- 納期の5日前にデザインを確認してもらう!
こんな感じで、1つの案件がどれだけ進んでいるのかをわかるようにしておけば、不安がだいぶ軽減されます。
WebデザインのOKがもらえないとき
何度デザインを提出しても、お客さんにOKをもらえないときは、マジできついです。
僕は最高20テイク以上したことあります。
もはやデザインしてるときは「無」です。
解決方法
僕みたいに意地になって20テイク以上やり直すのはダメです。
やばそうなお客さんだったら、上司に相談、営業担当に相談するのがベターです。
こんな感じの案件はだいたい炎上していくことが多いですが…。
ただその案件だけに時間を割くこともできないので、いろんな人を巻き込んで早めに決着をつけるしかありません。
覚えることが多い
Webデザイナーの仕事は、覚えることがとにかく多いので、きついと思うかもしれません。
新人時代もそうですが、Webデザイナーは常に情報を収集して勉強していく必要があります。
日々新しいことが発表され、便利なツールが出てきたりするので、そういったことを理解しておかないといけません。
また使えそうなツールなどは積極的に取り入れていきます。(仕事が楽になるので)
解決方法
Webデザインのことを記事にしているWebサイトや、ツイッターなどを使って毎日チェックするようにしておきましょう。
IT系の記事だけをまとめてくれているアプリもあるので利用してみてもいいです。
僕は以前アプリを入れていたのですが、なんかめんどくさくて今はアプリを使ってません。
よくある誤解
終電が多い
僕もWebデザイナーの仕事を始める前は、毎日終電!みたいなイメージが強かったです。
でも、僕が今まで働いたことがあるWeb制作会社、Webコンサルタント会社では、いつも終電で帰っているなんて人は見たことがないです。
ただ、こだわりの強いWebデザイナーの人は、遅くまで残っていることが多かったです。
仕事の進め方・やり方などで、残業が多い少ないが決まることが多いです。
定時で帰っている人もたくさんいました。
徹夜が多い
Webデザイナーは徹夜が多いというのもよくネットで見かけます。
これも僕が以前働いていた会社では、徹夜をすることは滅多にありませんでした。
たぶん一昔前は徹夜で作業することが当たり前の時代があったのだと思います。
でも今はそんな会社だと誰も働いてくれないので、職場環境が改善されてきたのでしょう。
どこも人手不足ですからね…。
ただ僕も、一度だけ徹夜をしたことがあります!
それはサーバーにウイルスが侵入して、会社中が大パニックになったときです。
みんなで徹夜してウイルスの除去作業をしていました(泣)
給料が安い
Webデザイナーは、給料が安いと言われてることが多いですが、これは人によって様々です。
たくさんもらってる人はもらってるし、もらってない人はもらってない。
僕が働いていた会社では、年収500万円以上もらっているWebデザイナーもいました。
新卒で年収320万ぐらいだったので、普通のサラリーマンとあまり変わらないのかなと思います。
ただWebデザインの仕事をしていくだけだと、給料には限界があるかと思います。
多くの人はWebデザイナーからステップアップして、Webディレクターになっていくことが多いです。
Webディレクターって??
Webディレクターの仕事を簡単に言うと、ホームページを作りたいお客さんのところに取材に行って、どんなホームページを制作するか決める人です。
そして社内でWebデザイナーやプログラマー(コーダー)などに指示を出して、お客さんの要望に合ったWebサイトを制作していきます。
Webディレクターは、Webデザインの知識、プログラミングの知識、マーケティングの知識など幅広く知っておかないといけません。
その分給料も高めに設定されています。
Webデザイナーになってよかったと思ったこと
フリーターからWebデザイナーになって、よかったと思ったことを紹介していきたいと思います。
元々まともな正社員経験がないので、くだらないことで感動したりもしてますが、そこは勘弁してください(笑)
憧れのデスクワーク
最初に感動したのがデスクワークということ!はい、くだらないですね!
ただ、僕は今までサービス業をメインに仕事をしてきたので、基本的に立ち仕事でした。
なので、イスに座りながら仕事をするということが感動的でした(笑)
仕事の進め方が自由
アルバイトやガチガチのブラックで兵隊のように働いていると、マニュアルで管理されたり、サボッてないか行動を監視されたりと、地獄のような日々を送ることになります。
それがWebデザイナーとして働き始めたら、ある程度ルールはありますが、時間の管理や仕事の進め方は自由!
納期までに仕事が終わってればいいよ!ってスタンスだったのでびっくりしました。
これは会社にもよると思いますが、自分が働いていたところは、とても自由なスタンスで働くことができました。
イヤホン付けながら仕事してるとか、今までだったらフルボッコにされてましたね。
新しいことを覚えるのが楽しい
Webデザイナーは日々新しい発見がある仕事です。
デザインソフトやプログラミングも、さらに効率的に使えるように日々開発されています。
なので、つい3年前は1時間かかっていた作業が、今では10分の作業で終わるようになっていたりします。
新しいことを覚えるのはしんどいときもありますが、基本的には今まで便利になることがほとんどなので、新しいことを覚えるのが楽しくなります。
世の中に自分の作品が出る
Webデザイナーになって一番最初に感動したのは、仕事として制作した自分のWebサイトが世に送り出されたことです。
自分が制作したWebサイトで、お金が稼げたってすごいですよね!
やっぱり一番最初に制作したWebサイトは、いろいろな思いが詰まっています。
たまに初心に戻るために一番最初に制作したWebサイトを見に行っています(笑)
まとめ
Webデザイナーの仕事を始めてみて、きついなと思ったときはこんなときです。
- Webデザイナー歴が浅いとき
- 納期が迫ってくるとき
- WebデザインのOKがもらえないとき
- 覚えることが多い
ただこれらすべて慣れてしまえば問題ありません!
昔の僕みたいにやりたいことがわからず、なんとなくフリーターをやっていたりする人。
Webデザイナーに興味があるようでしたら、Webデザイナーはマジでオススメです!
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