コンバージョンとは?初心者でも5分で理解!打ち合わせで困らない

Webデザイン

会議や打ち合わせでよく出るコンバージョンとうい言葉!

とても重要なのはなんとなくわかるが、ぶっちゃけ理解をしていない…。

理解したいけどWebサイトのことはよくわからないし、説明を読んでも英語やカタカナが多くてイマイチ…。

 

コンバージョンについて、重要だとわかっているけど、実はよくわかっていない人って多いのではないでしょうか?

コンバージョンはWebサイトの運用するにあたって、とても重要な言葉なので、しっかりと理解しておきたいところです。

Webサイトの運用はコンバージョンがすべてだと言っても過言ではありません。

 

そこで、今回はコンバージョンについて、初心者の方でもわかりやすく解説しています。

ぜひ、この記事を読んで、コンバージョンについて理解し、Webサイトの制作・運用に役立ててください。

コンバージョン(Conversion)とは

コンバージョン(CV)とは、Webサイトにおける最終的な成果のことを指します。

ちょっとわかりにくいですね。

例えば、あなたがホームページで、缶コーヒーを売っているとします。

ホームページの目的は、缶コーヒーを売ることなので、缶コーヒーが売れればコンバージョンを獲得したことになります!

つまりたくさんのコンバージョンを獲得するために(缶コーヒーを売るために)、ホームページの運用を日々頑張っているのです。

ちなみにコンバージョン(conversion)をGoogle翻訳で調べてみると「変換」「 コンバージョン」「 換算」「 回心」「 切り替え」「 改宗」といった意味が出てきます。

知らなかった…。

Webサイトでは「コンバージョン=成約」の認識で大丈夫です。

業種によってコンバージョン(CV)の種類が違う

業種によってさまざまな種類のコンバージョンがあります。

  • Amazonなどの通販サイトでは商品が購入されるのがコンバージョン(CV)
  • リクナビなどの求人サイトでは、求人の応募がコンバージョン(CV)
  • プログラミングスクールなどのWebサイトではお問い合わせや資料請求がコンバージョン(CV)
  • SNS(LINE、ツイッター、フェイスブックなど)は、SNSへの登録・アプリのダウンロードなどがコンバージョン(CV)

このようにWebサイトによって、コンバージョンの定義が違います。

あなたの運用しているWebサイトが、何をコンバージョンとして設定しているのかを考えるとわかりやすいと思います。

逆に運用しているWebサイトのコンバージョンが何かわからない場合は、非常にまずいのでしっかりと確認しておきましょう!

コンバージョン率(Conversion Rate)

コンバージョン率(Conversion Rate)とは

コンバージョン率=成約率

コンバージョン率(CVR)と言う単語もよく聞きませんか?

コンバージョン率(CVR)とは、何人のユーザーがホームページに訪れて、そのうち何人のユーザーがコンバージョンしたのかを表した数字になります。

Webサイトの運用ではこのコンバージョン率(CVR)を上げることが非常に重要になってきます。

コンバージョン率(CVR)が、数パーセント上がるだけで、売り上げが10倍以上になることもあります。

また打ち合わせなどではコンバージョン率(CVR)で話しをすることが多いので、コンバージョン率についても理解しておきましょう。

コンバージョン率(CVR)の求め方

まず始めにコンバージョン率(成約率)の求め方について説明します。

コンバージョン率(成約率)の求め方は、Webサイトに訪れたユーザーのうち、どれだけのユーザーがコンバージョン(成約)したのかを計算すればOKです!

コンバージョン率(CVR)の計算式

ユーザー数÷コンバージョン(成約した数)×100=コンバージョン率(成約率)

これを見ただけだと、わかりにくいので、缶コーヒーの例で説明します。

缶コーヒーを売っているホームページの例

100人のユーザーがホームページに訪れました、そのうち10人のユーザーが缶コーヒーを注文しました。

10人(購入したユーザー)÷100人(訪れたユーザー)×100=10%

コンバージョン率(成約率)は10%になります。

コンバージョン率(成約率)が高ければ高いほど、Webサイトで効率よくコーヒーが売れているということになります。

コンバーション率を上げると絶大な威力を発揮!

コンバージョン率は数パーセント上げるだけで、売り上げが大きく変わります。

そのため多くのWeb担当者が、コンバージョン率を上げるために、日々奮闘しているのです。

缶コーヒーを売っているホームページの例

1,000人のユーザーがホームページに訪れ、そのうち50人のユーザーが缶コーヒーを注文しました。

コンバージョン率は5%です。

コンバージョン率の計算
50人(購入したユーザー)÷1,000人(訪れたユーザー)×100=5%

缶コーヒーの利益が1個100円だとしたら、50個売れたとして5万円の利益になります。

コンバージョン率が5%だと5万円の利益になります。

ではコンバージョン率が10%になったら、利益はいくらになるでしょうか?

あまり難しくは考えないで下さいね。

いろいろ計算しましたが、コンバージョン率が5%だと売り上げが5万円。

このコンバージョン率を10%にすると、売り上げは倍の10万円です。

Webサイトに訪れているユーザーの数は変わらないけど、コンバージョン率(CVR)を倍にすれば売り上げが2倍になるということです。

数字が小さいとあまり実感がわかないかもしれませんが、500万円が1,000万円に変わるって考えるとすごいですよね。

コンバージョン率改善の有名な例

これはとても有名なコンバージョン率の改善テストです。

オバマ大統領が寄付金を集めるために利用したWebサイトになります。

一番成果が高かったのはBのデザインです。

A、Cと比べて10%以上のコンバージョン率(CVR)を出しました。

その後Webサイトの改善を続け、最終的に約40%の数字改善があったと言われています。

そしてオバマ大統領が寄付金として得た金額のボリュームを考慮すると、この改善による増収効果は、約60億円と言われています。

画像の変更に掛かる時間を約1時間として、この1時間の改善で60億円を生み出しています。

コンバージョン率を上げるために、日々改善していくことは非常に重要です。

コンバージョン率を上げるために行うこと

コンバージョン率を上げるために、日々どんなことをしているのか、一部ですが簡単に紹介します。

デザインの変更

どのデザインのボタンがユーザーに押されやすいのかなどを計測しています。

Webサイトの構成の変更

商品を一番最初に見せた方がいいのか?などWebサイトの構成を変更してテストをしています。

お問い合わせフォームの改善

お問い合わせフォームの内容などを見直して、ユーザーがお問い合わせしやすいように改善などをしています。

キャッチコピーや文言の改善

どんなキャッチコピーがコンバージョン率(CVR)が高くなるのかをテストしています。

まとめ

会議や打ち合わせで、みんながコンバージョン、コンバージョン言う意味がわかりましたでしょうか?

コンバージョンを改善することで、大きな成果に結びつくので、必死になりますよね。

そしてコンバージョンをある程度改善することができれば、次は集客すればするほど、売り上げが伸びていきます。

そう考えるとワクワクしてきませんか?(笑)

僕もコツコツ頑張ります!一緒に頑張りましょう!

コンバージョン率が上がらなくて困っている方は下記ページを参考にしてみて下さい。

»コンバージョン率(CVR)が上がらないホームページの特徴

参考書籍

どんなデザインがコンバージョン率が高かったのかを紹介している本です。

テストで実際に成果の出た事例なので、とても参考になります。

興味のある方はぜひ読んでみて下さい。

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