ゲーミングモニターを買いたいけどどうやって選べばいいの?
普通のモニターと何が違うの?
ゲーミングモニターを選ぶ基準を知りたい!
ゲーミングモニターを買ってみたいけど、何を買ったらいいかわかりませんよね!
ゲーミングモニターの選び方をちゃんと理解して、失敗しない買い物をしたいものです。
実際に、安いからと言って変なモニターを買ってしまうと、あとから後悔してしまうなんてことも…。
そこで、この記事ではゲーミングモニターの選び方を取り上げました。
ぜひこの記事を参考にして、あなたにピッタリと合ったゲーミングモニターを選んでみてください。
目次
ゲーミングモニターとは
ゲーミングモニターとは、ゲームを快適にプレイできるように設計されたモニターです。
ゲーミングモニターの特徴は、
- 表示遅延の少なさ
- 動きの滑らかさ
この2点です。
通常のモニターではWebサイトを観覧したり、写真の編集をしたりする場合は、画面上で激しい動きなどありません。
なので、表示遅延の少なさ、動きの滑らかさなどは特に気になりませんが、ゲームだとキャラクターが激しく動いたりするので「表示遅延の少なさ」・「動きの滑らかさ」が必要になってきます。
ゲーミングモニターの選び方
ゲーミングモニターを選ぶ際に重要なのが、下記になります。
- モニターサイズ
- 解像度
- パネル
- モニター接続端子
- VESA規格
それではひとつずつ確認していきましょう!
モニターサイズを決める
ゲームをプレイする環境にもよりますが、モニターサイズは24インチ前後がオススメです。
大きいモニターを近くで見ると、視線を移動させることが多くなるので非常に疲れます。
大きいモニターを選ぶ場合は、モニターまでの距離をある程度確保できる環境である必要があります。
逆に小さいモニターは、高解像度で表示したときに文字が読みずらくなってしまうことがあるので、あまりにも小さいモニターは買わないほうがいいです。
解像度を決める
ゲーミングモニターの解像度は、FHD(1920×1080)がオススメです。
というのもどんなに高解像度のモニターを使ったとしても、パソコン本体とゲームが対応してなければ意味がありません。
なので、現在一般的に普及をしているFHD(1920×1080)を選んでおけば間違いはありません。
高解像でゲームをプレイしたい場合
高スペックのパソコンを持っていて、高解像度でゲームをプレイしたい場合は、WQHD (2560×1440)・QFHD(3840×2160)のモニターも選択肢に入ります。
その場合、高解像度で表示させるためにモニターのサイズも大きくしなければなりません。(高解像度にすると文字などが小さくなるため)
具体的には27インチ以上のモニターなら高解像度で表示しても、文字などが見ずらくなることはありません。
パネルを決める
パネルとは、モニター本体に内蔵されている、映像を表示させるパーツのことです。
パネルは大きく分けると、液晶と有機ELに分けることができます。
さらに液晶はTN・IPS・VAの3種類に分けられます。
オススメは液晶のTNパネル
オススメは液晶のTNパネルになります。
eスポーツ大会ではほぼすべてのモニターがTNパネルを採用しています。
TNパネルの特徴は、
- 速い応答速度
- 高いリフレッシュレート
- 比較的安く買える
になります。
TNパネルのデメリット
TNパネルにもデメリットがあります。
TNパネルは他の形式のパネルに比べて、彩度が低く見えたり、白っぽい表現になりがちです。
また、モニターを横や上下から見ると大きく色が変わってしまいます。
ゲーム以外の用途でパソコンを使う人は注意が必要です。
リフレッシュレートとは
モニターは、実は画面全体を頻繁に表示し直しています。この書き換えを1秒間に何回しているのかを示すのがリフレッシュレートです。単位はHz(ヘルツ)を使います。
簡単に言うとリフレッシュレートが低いとカクカク動いて、リフレッシュレートが高ければヌルヌル動きます。
一般的なモニターのリフレッシュレートは60Hz(ヘルツ)程度です。
70Hz以上あればかなり滑らかです。
ゲーム以外の用途で使うならIPSパネル・VAパネル
IPSパネル
IPSパネルは一般的なモニターに使われているパネルです。
色再現性が良く、視野角も広いのが特徴です。
ただ、応答速度が遅いため、ゲーミングモニターにはあまりオススメできません。
写真加工などすることがある人は、IPSパネルを選択肢に入ります。
VAパネル
VAパネルはIPSパネルとTNパネルのちょうど中間のようなパネルです。
ゲームをしたり、写真加工をしたり、様々な用途でパソコンを使う場合はVAパネルを選んでもいいと思います。
有機ELは万能だけど高価
有機ELモニターは、応答速度の速さと画質の良さを両立しているモニターです。
有機ELモニターを買えば、普段使いでもゲームでも問題ありません。
ただし、有機ELモニターはかなり高価格です。
商品自体も多くなく、現時点では買うのはあまり現実的ではありません。
サイズは大きいし値段が高すぎる!
モニター接続端子
パソコン本体とモニターを接続する端子には「DisplayPort」「HDMI」「DVI」「D-Sub」「USB Type-C」などがあります。
あなたの使っているパソコンで接続できる端子を選ぶようにしましょう。
HDMIが接続できるのなら、HDMIを選んでおけば問題ありません。
VESA規格
デスクが狭かったりすると、モニターを置くとかなり狭くなってしまいます。
そこでモニターアームがとても便利です。
実際に僕もモニターにモニターアームを取り付けています。
このモニターアームには「VESA」という規格があります。
VESA規格に準拠したモニターとモニターアーム同士なら、メーカーが異なっても取り付けることができます。
VESA対応のモニターアームは様々な種類があるので、VESA規格に対応したモニターを選んでおけば選択肢が増えるのでオススメです。
オススメのゲーミングモニター
- モニターサイズは24インチ前後
- FHD(1920×1080)
- TNパネル
- HDMI端子
- VESA規格
これらの条件を満たしていればゲーミングモニターを買っても後悔しません。
ここからスペックを上げるかどうか検討をしてみてください。
Acer ゲーミングモニター SigmaLine
モニターサイズ | 23.6インチ |
解像度 | FHD(1920×1080) |
パネル | 液晶(TN) |
接続端子 | HDMI |
VESA | VESA規格 |
フレッシュレートが144Hzと高いので、FPSなどのゲームをプレイする人には最適です。
パネルがTNなので、ゲーム以外の用途で使うことが多い人は注意してください。
ASUS ゲーミングモニター VP228HE
モニターサイズ | 21.5インチ |
解像度 | FHD(1920×1080) |
パネル | 液晶(TN) |
接続端子 | HDMI |
VESA | VESA規格 |
モニターサイズが少し小さめで、フレッシュレートが77Hzになります。
ヘビーユーザーでない限りフレッシュレートは77Hzあれば特に気になりません。
価格が約11,000円前後なので、コスパがいいゲーミングモニターです。
MSI Optix G24C4 ゲーミングモニター VA湾曲パネル
モニターサイズ | 24インチ |
解像度 | FHD(1920×1080) |
パネル | 液晶(VA) |
接続端子 | HDMI |
VESA | VESA規格 |
最近よく見かける湾曲モニターです。
湾曲モニターのいいところは、視覚的な臨場感です。
モニター上の表示が視野に入りやすいので、ゲームをよりリアルに感じることができます。
パネルがVAなので、ゲーム以外の用途で使う人にもオススメです。
まとめ
ゲーミングモニターの選び方は、
- モニターサイズは24インチ前後
- 解像度はFHD(1920×1080)
- パネルはゲームだけならTNパネル、ゲーム以外にも使うならIPSパネル・VAパネル
- 接続端子はHDMI
- VESA規格に対応してるモニター
になります。
上記を基準に検討すれば、後悔しないゲーミングモニターを選ぶことができます。